歩くまりこの日記

NZを縦断する3000kmのロングトレイル、Te Araroaを歩きながら毎日をつづりました。

DAY#119 Comyns hut to Manuka hut (21)

7時に起床。
イローナが少しいびきをかいていたけど、わりとよく眠れました。アレックスがトイレにいっているスキに集合写真をとって出発(笑)

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川を何度も渡りながらどんどん上流へ。f:id:mariko_sugiyama:20200308060438j:image

サドルを目指して、ガシガシ登っていくイローナについていきます。

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サドルからはこの眺め!みんなでお昼休憩。f:id:mariko_sugiyama:20200308060528j:image

川を目指してゆるゆる下っていきます。斜面を横切るこのトレイル、相変わらずわくわくするのはなんでだろう。

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青空と山のコントラストが綺麗な今日。いい天気!
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アレックスは足の甲が腫れていてスピードダウン、スーヨンも足首の調子が悪くゆっくり歩いています。女子3人で先にガシガシ歩いて休憩。クレアは、新しいプロジェクト考えたんだけど、TAクイズなんてどう?とまた面白いことを言っています。ハイカーにアンケートをとって、一番人気のある雑穀バーのブランドは?ドイツ人の割合は?PLBが発動された回数は?TAの最強トゲトゲ植物を写真で当てる?なんてみんなで笑いながらおしゃべりを楽しみました。

このセクションに入ってたくさん目にするこの植物、本当に痛いです。ゴースやその他のトゲトゲ植物を上回るとんがり具合。バランスを失って腕を突っ込んでしまったら、針で刺したように血が出てきました(笑)植物に悪態ついても仕方ありませんが、つい、もーサイアク!と言い放ってしまいます。
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雲が変な感じ。

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最後は歩きやすい四駆用砂利道になり、マヌカハットに到着。

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早速水浴び&浄水しにいきますが、なんとバカなことに流れの良い小川に浄水器をぽちゃんと落としてしまいました。昨日の靴下とは違い、大慌てで下流へ走ります。小川とトレイルと交差して浅瀬になっているところで、石を積み上げて堰を作っている私を見て、クレアは水浴び用に水たまりを作っているのかと思ったそうです。だいぶ待って諦めかけたとき、プカプカと流れてきました(笑)今日もラッキー。

小屋に戻り、到着したアレックスやスーヨンと5人であれこれ話します。このあたりはロード・オブ・ザ・リングのロケ地になっていて、明日はエドラス(パート2、サルマンに乗り移られ、悪い側近にやりこめられていた死んだ顔の王様が、白いガンダルフに目を覚まされるあのお城)の舞台になったところの近くまで行きます。みんな記憶が不確かなまま、映画の話で盛り上がりました。

8時頃、なんとアダムとベアトリス、ローラが到着。このセクションわざとハットをずらしてぶつかってこないとおもっていたのに、これだと定員オーバーです。アダムたちもまさか1日先に出発したアレックスがまだいるとは思ってなかったようで、残っているベッド1を譲り合っています。

ハットが一気にうるさく…にぎやかになり、私は耳栓をつけてベッドに退散。マッサージをして早々と眠りにつきました。人の多いハットにうんざりしてきています。