歩くまりこの日記

NZを縦断する3000kmのロングトレイル、Te Araroaを歩きながら毎日をつづりました。

DAY#118 Methven to Comyns hut (16)

朝早くに目が覚めました。
キッチンでクロワッサンにチーズとサラミと卵をはさんで朝ごはん。
10時にアダム&ベアトリス&ローラ、クレア、イローナ、スーヨン、私の7人で出発します。キャンプ場のおじちゃんに30ドル払い、車で1時間弱、ラカイア川に沿って車通りの無い砂利道を走りました。ここをヒッチハイクするなら根気がいるかも…

車酔いにやられながらも11時過ぎ、トレイルの入口から出発。ゼロデーぶりだからか、ザックが重いからか、少しの登りなのにしんどい!おまけにギラッギラ太陽です。みんなを見送って、ひとりでのんびり登っていると、お昼休憩をとっているクレアがいました。サドルまでジグザグ続く道をクレアとヒーヒー登り、1150mまで。ラカイア川が見えます。

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登り終えると一気に景色が変わり、山々がとっても綺麗です。すぐに可愛らしいA flame hutと、眺めが良すぎるトイレに到着しました。

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ここに泊まりたいくらいですが、今日もう少し進まないと明日と明後日がしんどくなるので、次のComyn hutを目指します。f:id:mariko_sugiyama:20200308050439j:imagef:id:mariko_sugiyama:20200308050452j:imagef:id:mariko_sugiyama:20200308050532j:image

コミンハットが遠くに見えました!f:id:mariko_sugiyama:20200308050550j:image

山小屋にたどり着くために、靴が濡れるのは避けられない川渡りがあります。覚悟してじゃぶじゃぶ渡っていったクレア。1日頑張ったのに最後に濡らしてしまうなんて。靴を脱いで脱いだ靴下を突っ込み、渡りました。渡り終えて靴を履こうとすると、靴下が1つない!どんぶらこ、どんぶらこと流されていく靴下が目に見えました。あ〜、ま、いっか、と諦めた自分に、もったいない!と喝をいれ、トゲトゲ植物だらけな川辺を走り、ここかな?というところで川に入って待っていると、プカプカ流れてきました(笑)ラッキー。

コミンハットは外観、大丈夫か…?と思うほど年季が入っていましたが、中はそれほど悪くはなく、メンツのおかげもあってか居心地良かったです。8人用だけど、みんな下段を好むので、1人上段でのびのび。

メスベンを1日早く出発していたアレックスがここでゼロデーをとっていました。なんと、メスベンでハンバーガーをたべ終え、レストランを去ろうと立ち上がった瞬間、バランスを崩して階段を蹴飛ばし、足の中指を強打、足の甲が腫れているようです……

シャトルを一緒に降りたアダム、ベアトリス、ローラはA flame hutで終えることにしたようなので、静かなハットでのびのびです。