6時半に起床。昨夜はみんなが寝静まったあと、テントの周りでガサガサ音がしていました。トイレのために外に出たのであろうサンの、ポッサム?!という素っ頓狂な声が聞こえてきました(笑)翌朝聞くとたくさんいたそうです(笑)
トルティーヤと雑穀バーの朝ごはん。7時半に出発。ハカリマタ山の登りは昨日でほぼ終えているので、尾根沿いに少し登って下るだけです。朝の森歩きの柔らかい陽射しやひんやりした空気が好きです。良い気分。ちょっとトイレに、と木に立て掛けたトレッキングポールもなんだか素敵に見える森です。
頂上につくとモヤがかかっていましたが、見晴らしが良いです。ここ数日ずっと眺めているワイカト川も、まだまだ続いていくようです。
これから降りていくほうの急な登山道は階段やら木道やらでしっかり整備されていて、たくさんの人が朝からジョギングに来ていました。水浴びにちょうど良い小さな滝があったのですが、朝からみんなをびっくりさせたくないなと思い遠慮しました(笑)登山口には素敵な門がありました。ハカリマタ山脈は、トンガリロの妹タウピリが、私が数日後に登る予定のピロンギアと結ばれてできた子供らしいです。病気になってしまったタウピリにトンガリロが贈った癒やしの水がワイカト川。そんなマオリの言い伝えも紹介されていました。
山から降りるとワイカト川沿いに整備された遊歩道をハミルトンまでずーっと歩くのみです。スーパーでジュースとサラダを補給して12時にスタート。最初の数キロは木陰もなく、味気のないコンクリです。照り返しがキツかったのですが、20km歩かねばハミルトンに着かないので、さくさくペースで歩きます。川沿いの木陰でランチをしていたマックスと、これなら道路歩きとあまり変わらないよねと。マックスは人類の歴史のポッドキャストを聞いているそうです(笑)ネット通信データを消費するので中止していた韓国語ポッドキャストを再開したほうが良さそうです。サウンドクラウドの有料プランに入ってオフライン時でも聞けるようにしようかな。
川沿いのトレイルは行政機関によってサイクルルートとして整備もされているようで、自転車レンタルして楽しんでいる観光客や、夕方近くになると通勤や通学だろうなと思われる地元の人とすれ違いました。
5時過ぎにバックパッカーズセントラルハミルトンに到着。レビューが気になりますが、みんなここなのと、無料の朝ごはんにつられてまずは試しに一泊してみることに。ドミトリー31.50ドルです。
晩ごはんは宿の向かいのインド料理屋さんからカレーとナンをテイクアウト。サンはこの値段ならKFCで2食分食べるほうが良いと行ってしまいました。マックスとスーヤンと宿のバルコニーで夕日を眺めながらご飯。牛乳1Lも飲んでしまってお腹が苦しい……(笑)
睡魔に襲われて9時に就寝しましたが、暑くて喉が乾いて12時半に目が覚めました。寝返りをうつだけでベッドがものすっっっごい揺れてギシギシ言い、スプリングがもろにお尻や腰や背中に当たって痛い最悪なマットレスです。ラウンジのソファで涼んでいたら、宿の夜番だという筋肉むきむきなマオリのおじさんがしきりに私の足の筋肉を褒め、疲れているだろうからマッサージしてあげるよ、上の部屋に行こうとしつこいので、自分のベッドに戻りました。良い人かと思って話し続けていたら、いつの間にか誘われてしまっていて心外です。最初から判っていたら相手にしなかったのに。そもそも深夜のラウンジなんて行くべきではなかったのかも……(笑)
トレイルから2km離れたホリデーパークに宿を変えようかなと思い始めています。2時に再び就寝。