ホリデーパークを8時過ぎに出発。のんびり出発と思ってたけど今日は宿まで35キロと長丁場なのです。
歩きながら今日のトレイルノートを読んでいると、なんと16キロ先に河口渡り！干潮は10時、満潮は16時。スーパーによって朝ごはんに牛乳とパイを調達、歩きながらむしゃむしゃ、ごくごく。振り向くと、昨日歩いてきたlongwood forestにリバートンのマチ。
テアラロアはビーチに始まり、ビーチで終わる、、、3年前の90マイルビーチと違うのは、ザックは重くないし、心も軽い、どこまででも歩いていけそう。見えないゴールも歩き続ければやってくると分かっているから。左足首の痛みさえなければ、と思うけど、故障もロングトレイルの現実だよね。コロナや故障に悩まされると、ただ歩けることってありがたいな〜って。
足首を90度以上に開くと痛いので、ギプスをしている人のようにカクカクと歩く。ビーチはキラキラ光る貝殻に、美味しそうなハマグリやムールみたいな貝殻に、巨大な昆布に、色々落ちている。（鳥の死骸に羊の足も落ちていた）。波が引いていった跡も綺麗。
徒渉ポイントには13時くらいに到着。ちょうど干潮と満潮の中間で、膝くらいまで。連日の雨で流れが強かった気がする。渡り終えてホッとしてお昼ご飯。テント乾かしながら。
徒渉を終えて気が緩むと足が痛くなってきて残りの10キロ弱が長い長い。姉妹に応援を頼んで電話しながら痛みを紛らわせていたけど、ビーチを終えて道路に入ると、耐えながら歩ける痛みでは無くなってきた。3日前に進むの考えるくらい痛かったのに、様子見とかいって進んできたんだよな、ついつい無理しちゃってた、今日は終わり、と確信。
ヒッチハイクに挑戦していると一度は行ってしまった車が戻ってきてくれた！まだ若いマオリの女の子たち。どこでもいいから街で降ろしてくれたら助かると伝えると、スマホを差し出して宿の名前を打ち込んでくれ、そこまで送るよ、と。ありがとう。
今日のゲストハウスは3年前に泊まれなかったところ。このご時世に1泊35ドル、タオル、シャンプー、調味料もお鍋も、かわいいお皿もたくさん揃ってるし、オーナーが作る焼き菓子が常に置いてある。めちゃくちゃ綺麗で、可愛らしくて、家具も素敵で、居心地良いお家のようなゲストハウスです。めちゃくちゃおすすめです。
とりあえず明日は足休めでゼロデー、その後は足と相談しながら今日ヒッチした区間を歩いたり、ブラフまで歩いたり、トレイル後のための銀行口座開設やらしたいと思います。
