歩くまりこの日記

NZを縦断する3000kmのロングトレイル、Te Araroaを歩きながら毎日をつづりました。

DAY#35 Hamilton to 795km (35)

6時に起床。昨夜は何回もトイレに目が覚めて、隣にテントを張ってるハイカー達に申し訳ない気持ちに。まだ細菌が体内にいるようです。

テントを乾かしながら朝ごはんを食べて、8時にホリデーパークを出発しました。トレイルまでバスで戻ります。歩いてもたったの30分ですが、今日は先が長いので余計に歩きたくありません。

住宅街を抜けると展望台がありました。明日登るピロンギア山が見えます。山って山を久しぶりに見たなぁ…わくわく。f:id:mariko_sugiyama:20191210132122j:image


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寄付された土地に森を復元したような公園を通り、放牧地を通り、ちょうどお昼にワタワタという小さな集落にやってきました。ガソリンスタンドでオレンジジュース1Lを購入。
木陰に座って、バナナ、チョコレートクッキー、ゆで卵、みなみちゃんのパンにチーズとサラミをはさんで食べました。ゼロデー翌日の豪華なお昼ごはんです(笑)

ここからは川沿いのトレイルなのですが、guthookを見ていると、途中で道標が無くなるとか、GPSに従うと作物畑に出てしまうとか、並走している道路を歩いたほうがましだというコメントが目立ったので、あっさり道路を歩きました(笑)
1日先を行くサンから、790km地点の小川はほぼ流れが無かったよとメッセージが入りました。珍しく有益な情報をありがとう。今日は30キロと思っていたけど、もう5km歩いて、トイレや駐車場、ベンチ、芝生エリアがあるピロンギア山の登山口を目指すことにしました。(さらに2.5キロ歩けばDOCのキャンプ場があり、すべてがより良いです。)

道路歩きを終え、カラムウォークウェイという放牧地の中を通るトレイルに向かう途中、水をもらうためにハイカーフレンドリーなロッジに立ち寄りました。オーナーが、台湾の子が泊まっているよといいます。どんな子かな〜とわくわくして挨拶にいってみると、英語が流暢すぎて台湾人って感じがしないジョイスがいました(笑)アジアからの女性ソロハイカーに会うのはお互い初めてで、それだけで嬉しい!30分くらいでしたが今までの話やこれからのトレイルについて盛り上がりました。もう少し話したいけど3時前には出発。ジョイスとは明日ピロンギア山頂近くの山小屋でまた会えます。


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ロッジからカラムウォークウェイに向かって砂利道を歩き、道標が無いけどGPS通りに柵をよじ登ると、放牧地の中を通る作業路?を歩きます。本当に眺めが良くて常に感動していました。ハミルトンの街のほうや、遠くの山々など眺望が良く、ポコポコした丘にヒツジがたくさん、大きな岩がゴツゴツ出ていたりして楽しいウォークでした!!


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森の中の林道を抜けて、ポツポツ民家が並ぶ中を通る車通りのない道路を3キロ歩いてピクニックエリアに到着。他にテントがなく、車が数台停まっているので、少し不安に思いつつも、もう7時だし、膝にも疲れがきていてDOCのキャンプ場まで歩く元気は残っていません。
テントを張って、ラーメンを食べ、早々と就寝しました。9時かな。