7時に起床。トイレで目が覚めなかったので嬉しい。夜露なし、乾いたテントをそのままパッキングできるのも嬉しい。
ゆで卵と雑穀バーとサラミを食べて8時に出発です。ピクニックエリアの隣には石で流れを堰き止めてプールのようになった川があるのですが、水の透明度があまりよろしくなかったので、期待していた水浴びは上流のDOCキャンプ場までお預けに。その頃には陽射しも強くなっているだろうし。40分ほど歩くとキャンプ場に到着。テントが一つ、遅くまでのんびりしていたのはマックスです。2日遅れていたのにひょっこり会えて嬉しい。
ゴミ箱も男女別のトイレもあります。水は川から。
同じく水浴びを愛するマックスから全身つかれるお風呂スポットを教えてもらい、凍えるような冷たい川で水風呂。気持ちいい！ついでに洗った服を乾かしながら、2度目の朝ごはんと、浄水器を使って今日の飲み水の用意。山登りなので念の為3L近く持ちました。2時間ものんびりして10時半過ぎに出発です。
ピロンギア山の頂上までは8キロ、標高差800mなので、雌阿寒岳の野中温泉コースが倍の距離になった感じでしょうか。標高が少しあがると電波が入り、北島の離島で起きた噴火の影響を心配するラインが入りました。遠く離れているので無事です。
それにしても地衣類とコケとシダの天国のような森です。
なんだ、楽ちんじゃん〜と思って歩いていると、頂上まであと1〜2キロくらいで急登が始まりました。ドロドロな道や滑りやすい濡れた岩の上を歩きながらなんとか前に進みます。辛いと長く感じるトレイルです（笑）それでも森は綺麗。ヒメイチゲみたいな可憐な花も足元にあります。
ようやく辿り着いた頂上からは360度の絶景でした。頂上付近はなぜか木道が整備されていて歩きやすいです。このお金、もう少しバランスよく使って、今まで歩いてきた泥沼ゾーンも整備してくれないかな。
今日の宿、DOCのバックカントリーハットも見えます。
初ハットには4時頃に到着。20人くらいが泊まれる二段ベッド付き、デッキ付きの立派な山小屋です。
TAハイカーは11人。みんなの作るご飯がとてもいい匂いでお腹が空いてきました。私も、レトルトサーモンとカレールー、スーヤンにもらったお湯を注ぐと倍になる乾燥米、少しのクスクスでリゾットを作りました。
夕食後の甘いもの食べたい病が治りません。雑穀バーをつい2本も食べてしまいました。チョコレートかグミか買わないと、お昼ごはん用の雑穀バーを思わぬ早さで消費してしまいます。
明日はトレイルエンジェルの宿を目指して15km、短い1日になりそうです。なんたって20ドルで朝ごはんと晩ごはん付きなのです。サンが送ってきた写真にはハンバーガーやステーキ、ビールが写っていました。泊まらないわけにはいきません。明日のご飯が楽しみ♪
みんなで夕日を眺めて9時半に就寝。
